乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

まさかとんぼ帰り?

2012年09月05日
242PV

出来ない出来ない。

BRCA1あるいはBRCA2遺伝子変異をもつ女性に対するリスク軽減乳房切除は有効か
その4

ただ,予防的乳房切除のみが生命予後に及ぼす影響に関しては,該当する報告がなく不明である。リスク軽減卵巣卵管切除(risk reducing salpingo-oophorectomy;RRSO)を受けた女性では,受けなかった女性と比較して,有意に卵巣癌,乳癌の発症および全死亡率,乳癌関連死亡率,卵巣癌関連死亡率が低いことが報告されている。以上のように,ランダム化比較試験はないものの,BRCA1あるいはBRCA2遺伝子変異をもつ女性に対するRRM(両側のリスク軽減乳房切除:risk reducing mastectomy;RRM)は,乳癌発症リスクを減少させることは確実(convincing)である。


”乳がん診療ガイドライン 2011” 日本乳癌学会
より抜粋引用、一部改変

 ありふれた夢なんて退屈でつまらない。

 誰もまだ挑戦したことのないことをしていきたい。

 そう思います。

 もちろん毎日の診療は通常通り継続しながら

 自分の時間を利用して

 日本に乳癌検診を浸透させていきたい。

 そう思って私は活動しています。

 今までの日本のやり方ではそれが

 うまくいかないのであれば、

 海外のやり方を見てこよう。

 そう考えて海外の女性検診の取り組みについて

 見学に行ってきました。

 ハワイのクイーンズメディカルセンター。

 ハワイでナンバーワンホスピタルと呼ばれています。

 ハワイのダウンタウンに位置し、

 近くにはカメハメハ大王像があります。

 緑の豊富な広大な敷地にある病院の中に

 レディスヘルスケアセンターはありました。

 ゴージャスなエントランスからは

 病院の薬のにおいやこわい印象は

 全く受けません。

 すべてを優しく包み込み、

 すべての女性を暖かく受け入れる環境が

 そこにはありました。

 本格的な研修は残念ながら出来ませんでしたが

 いずれは何らかの方法で

 長期研修ができたら嬉しいなと思いました。

「あれもないし、これもない。」

 自分たちにないものを羅列していくことは

 とても簡単です。

 でも、まずは私たちの持っているもののなかで

 生かせるもの、優れたものを見つけて

 いかなければなりません。

 今は

 自分たちの優れたところを

 しっかりと見つめ直すときだと思いました。

 一歩ずつまた

 日常の診療を丁寧におこないながら、

 女性たちが受診しやすい環境作りをしたり

 女性たちに勇気をプレゼントしていきたいと思います。

 →→ 広大な緑が心を癒してくれるね!

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