乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

えこひいき。

2012年04月19日
272 ビューPV

あなたもブログ始めてみる?

閉経前ホルモン受容体陽性乳癌
に対する術後内分泌療法として,
タモキシフェンおよび
LH-RHアゴニストは
勧められるか その1

推奨グレード A
(強く勧められる)

5年間のタモキシフェン投与は
有用であり,強く勧められる。

タモキシフェンは,
乳癌細胞内のER
(エストロゲンレセプター)に
結合することにより,
乳癌細胞の
エストロゲン依存性増殖を
抑制する。

タモキシフェン5年投与と
5年以上投与を比較した
2つの臨床試験
(NSABP B-14,Scottish adjuvant tamoxifen)
の結果では,
タモキシフェン5年以上投与の有用性は
認められなかった。

むしろ,
NSABP B-14では
5年以上投与群が
DFS(無再発生存期間)において
わずかに劣ったという
結果であった。

一方で,
5年間を超える
タモキシフェン投与により
DFSが延長したとの報告もある。

EBCTCGによる
メタアナリシスでは,
術後5年間の
タモキシフェン投与により,
年齢,閉経状況,
リンパ節転移や化学療法併用の
有無にかかわらず,
ホルモン受容体陽性乳癌において
再発および死亡リスクが
減少することが示された。

有害事象として,
タモキシフェンにより
子宮内膜癌の発症が
わずかに増加するが,
乳癌死以外の死亡に
タモキシフェンが
関与している根拠はない。

以上より,
タモキシフェンの5年投与は,
それより短い期間の投与より
有効であるが,
5年以上タモキシフェンを
投与することの有効性を
示す根拠はない。

タモキシフェン5年投与と
10年投与を比較する
ATLASやaTTomなどの
臨床試験が現在進行中である。


”乳がん診療ガイドライン 2011” 日本乳癌学会
より抜粋引用、一部改変

乳がん検診伝道師の
外科医 高橋保正です。

「高橋先生、

 ちょっと相談があるんですけど。」

医療スタッフから受ける相談も、

全力で取り組みます。

誰にでも、

身体に関する不安はございます。

誰もが、

すぐにその不安を

解決したいと思っています。

医療者だから、

家族だから、

偉いから、

お金持ちだから。

そういう理由で

優先的に検査や治療を

おこなうことはありません。

誰もが、

気軽に相談出来て、

すぐに検査の予定が

立てられて、

すぐに解決の方向へ

ご案内できる存在。

私は、

えこひいきせず

誰に対しても

そんな存在でありたいと

思っています。

いつもご訪問いただいている
あなたを心より応援しています。

 
クリックしてから、続きを読んでね。
今日もあなたの応援クリックが嬉しいです。
あなたのクリックが多くの皆様の笑顔につながります。
blogrank banar.gif

★私が不安なあなたをサポートします。

ただいま乳癌検診の疑問にお答えする無料小冊子プレゼント中です。

ブログ4周年記念プレゼントはこちらから!

→→ https://88auto.biz/dr-yasuu/touroku/report01.htm

Facebookでは、
個人情報を厳重に管理しながら素敵なお写真をご紹介しています。

Twitter参加で仲間を増やそう!
Twitterボタン
Twitterブログパーツ