過不足ない治療。
それが
高齢の方においても
大切です。
手術拒否例や
合併症による
手術不適格症例以外では
高齢者においても
手術療法が標準とされた。
ただし、
重大な併存疾患を
もつ場合には
ER(エストロゲンレセプター)
陽性乳癌では
内分泌療法単独も
治療の選択肢のひとつとして
考えられる。
また手術を含めた治療のほうが
乳癌死亡および
全死亡が低下したとする報告や
undertreatment による
治療成績の低下を
示唆する報告も
みられる。
「undertreatment」
すなわち不十分な治療。
それに対し
「overtreatment」
過剰な治療。
どちらもいけません。
必要十分な治療。
それが標準治療です。
きちんとした研究に基づいた
きちんとした治療を
おこなっていくことの
重要性。
それを患者様も
しっかりと認識しなくては
なりません。
「高齢だから
治療は必要ない。」
「高齢だから
手術は無理でしょう。」
そんなことは
ありません。
生命力や体力は
個人個人異なります。
体力があれば
95歳でも
手術をおこなうことが
ございます。
大切なのは
病気のことを
きちんと
患者様、ご家族様が理解し
治療の必要性を
実感していただき
納得して治療を
お受けになること。
今、
治療を拒否することで
1年後、2年後、
あるいは
数年後に
病気で苦しんでしまわないように
正しい判断を
しなくてはいけません。
私たち医療者も
根気よく、粘り強く、
ご説明させて
いただきますからね(*^_^*)
(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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