乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

おばあさまの覚悟。

2012年03月02日
226PV

おなかすいても頑張る (*^_^*)

内分泌療法の副作用は その4
また、長期間の服用では骨塩量の減少を認めますので、DXEA(Dual energy X-ray absorptiometry)法で投与開始前と年一回、骨塩量の測定をすることが推奨されています。圧迫骨折や骨塩量の低下(80%未満で骨量減少、80%以下で骨粗鬆症)を認めればカルシウム製剤、ビタミンD、ビスホスホネート製剤を服用します。骨粗鬆症の治療薬ラロキシフェンは、タモキシフェンと併用してはいけません。


”乳がん インフォームドコンセントガイド” 
編集 徳島大学名誉教授 森本忠興先生 
徳島大学教授 丹黒 章先生 
くにとみ外科胃腸科医院院長 岡崎邦泰先生
日本医事新報社
より抜粋引用、一部改変

胸に異常を感じたおばあさまは、

はじめ検査を拒否されていました。

「お金がない。だから検査は受けたくない。」

かたくなに精密検査を拒否されます。

乳首から液体がでることを、

彼女はとても気にしていました。

超音波検査をすると、

ミルクの通り道である乳管の中にしこりがあるのが

見つかりました。

可能性としては乳管内乳頭腫というものか、

あるいは乳がんの可能性があります。

いずれにしても針の検査が必要です。

いわゆる針生検。

それも、しっかりと腫瘍と分泌液を吸い込める

超音波ガイド下穿刺吸引組織診をおこなうことを

お勧めしました。

30%の負担だけでも10,000円を超える検査です。

でも、精密度が高く信頼性の高い検査です。

その必要性を彼女に伝え続け、

何度も何度もお話をしました。

そしてついにある日、

明るい表情で彼女は現れました。

そして、何かが吹っ切れたように

おばあさまは言いました。

「検査結構高いわよね。

でも、今日はいっぱい銀行から持って来たから大丈夫よ。

思う存分検査やってちょうだい。」

彼女はようやく検査を受ける気持ちになってくれました。

「ほら、こんなに持って来たわよ。

足りなかったら銀行行ってくるから。」

お財布の中にはお札がたくさん入っていました。

覚悟を決めた方は強いですね。

きっと彼女は一生懸命貯金してきたお金を

大切に大切に使いたかったのでしょう。

でも、今回は自分の身体に投資する決意を持って

病院に来てくれました。

病院はお金がかかります。

そして、

病気になるとたくさんお金が必要です。

だけど、

お金がかかるから病院には行かない。

というのは少し考え方を変えていかなければなりません。

病院には医療相談科があり、

お金や生活の相談にものってくれます。

私たちは少しでも多くの皆様に

乳がん検診を受けて欲しい。

無料クーポン券をお配りしても

一時的には効果があっても、

無料でなくなれば検診を受けなくなってしまう可能性があります。

意識改革が何らかの形で必要なのだと思います。

あなたはきちんと乳がん検診を受けていらっしゃいます。

それではあなたのお友達を

乳がん検診に向かわせるにはどのような方法がありますか?

是非御一緒に考えていただけますか?

良いアイデアがあれば、

みんなで御一緒に活動しましょうね。

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