乳癌検診応援ブログ
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乳がん脳転移の基本方針

2016年05月20日
424PV

乳がんの脳転移は

抗がん剤による

治療効果が

低いとされています。


乳癌は

原発巣から

所属リンパ節を超えて広がると

治癒は困難である。

転移巣の治療の目的は

治癒から緩和へと移行し

症状のコントロール、

QOLの改善、

生存の延長を目標に

おこなわれる。

脳転移に対する

薬物療法の効果は

非常に限定的であり

主に

放射線療法がおこなわれる。


脳転移を起こしても

すぐに症状が

出るわけでは

ありません。

小さな脳転移が

知らないうちに

少しずつ大きくなり

あるとき

突然のように

言葉がしゃべれなくなったり、

意識がもうろうと

してしまうことが

あるのです。

詳しく調べてみると

脳転移が

見つかったということは

しばしば

見受けられます。

だからといって

こまめに

脳転移のチェックを

おこなうことで

得られる恩恵も

少ないと

されています。

症状が出たら

脳転移を治療する。

それが

今の

乳がんの脳転移に対する

治療方針の基本と

なっています。

明日は

脳転移の治療成績を

お伝えしていきますね。

(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)

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