乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

マンモグラフィーによる被爆

2015年12月25日
421 ビューPV

世の中には

まことしやかに

語られている噂が

たくさんあります。

マンモグラフィーによる

被爆も

その一つです。

被爆するから

やめたほうがいい。

検診は

害があるから

やめたほうがいい。

たくさんの

ご意見が

あるでしょう。

少しだけ

マンモグラフィーの被爆

について

考えていきましょう。

日本における

マンモグラフィー検診の

利益と被爆リスクを

分析した研究は

飯沼武が

第17回

日本乳癌検診学会で発表した

内容を

日本医学放射線学会の

ホームページから

ダウンロード

できるように

したものがある。

この研究は

日本において

30-49歳が2方向、

50歳以上が1方向の

マンモグラフィー検診を

受診したと仮定し、

10万人のコホートを

動かして

検診による

獲得余命と

被爆による損失余命を

算出し

利益・リスク比を

求めたものである。

結果をみると

どの年代も

利益が被爆のリスクを

上回っている。

現時点で

身体の一部に

低線量の

放射線治療を受ける

マンモグラフィーの

致死的発癌リスクは

ないか、

あっても極めて小さいので

救命効果が

証明されている40歳以上であれば

利益がリスクを

大幅に上回ると考えられる。


信じるか、

信じないかは

あなた次第です。

毎年たくさんの

論文が学会に提出され

様々なデータの解釈が

おこなわれます。

最終的には

自分で

どのような選択肢を

選んで行くのか。

自分自身で

決めていけば

良いのです。

(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)

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