近年、
40歳代に対する
定期的な
マンモグラフィー検診に対して
異論が唱えられる傾向に
あります。
その理由としては
被爆が多くなり
二次的に発生する
がんが
多くなるのではないか。
あるいは
検査の結果
「乳がんの疑い」
と言われることが
多い割には
発見される乳がんが
少ない。
そういった内容に
集約されます。
2009年
USPTF
米国予防医療サービス
専門作業部会
における
39-49歳の
マンモグラフィー検診の
推奨は「C」
にランクされた。
すなわち
「推奨しない。
実施には
個々人に対し
考慮が必要。」
これを受け
2010年に
日本乳癌学会にて調査が
おこなわれた。
調査を施行した
5県における結果では
米国と比べ
検診の不利益は
小さいことが
報告された。
この結果より
日本乳癌検診学会は
欧米のデータによる判断を
そのまま日本に適用せず
当面現行の
推奨の継続が
妥当であるとしている。
わが国においては
40歳代後半に
乳癌罹患のピークが
あるため
40歳代の
マンモグラフィー検診の
相対的有用性は
高いものと思われる。
欧米と日本の
乳がんにかかりやすい
年齢は異なります。
その特徴を十分に
理解して
行動を決めなくては
いけません。
表面的な
データだけを
鵜呑みにして、
あなたが本当に
必要な行動を
間違っては
いけないのです(*^_^*)
(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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