乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

コーチングは罪か?

2011年07月19日
221PV

一つの方法として素晴らしいと思います。


-The abstract of my blog on 18th July-

In Japan, there are 3 million Facebook users and its community has been expanding rapidly. In recent years, tools such as Facebook and Twitter are becoming useful for both doctors and patients. Especially, patients can know doctors’ personality and their way of thinking. Knowing about doctors well and choosing a doctor who is right for you is one of required abilities. And patients can also find new company who communicate and support each other by using these tools. So I want you to join them without hesitation and make the most of these opportunities. By the way, I plan to translate the contents of presentation of breast cancer citizen forum into English for non-Japanese people who are interested in breast cancer screening and treatment. My friend will help me, so the plan will come true soon.  (Translation supported by Mari Numata)

検診超音波検査の精度管理
<なぜ超音波検診が期待されるのか>
代表的乳がんのマンモグラフィー所見である「腫瘤」「構築の乱れ」「石灰化」は、いずれもマンモグラフィー上は白い病変として描出される。一方、マンモグラフィーの背景乳腺濃度は主に年齢により「脂肪性」「乳腺散在」「不均一高濃度」「高濃度」と変化することが知られている。40歳代では「高濃度」乳腺が多いとされ、高濃度乳腺はマンモグラフィー上、白く描出されるため、乳がん病変が乳腺内に存在した場合に認識しにくくなる。ただ、欧米の乳がん罹患率の年齢分布では60-70歳代が多いため、全体として高い感度となり、結果として乳がん死亡率の減少に貢献したと考えられる。

”これからの乳癌診療 2010-2011” 
監修 園尾博司先生 
金原出版株式会社
より抜粋引用、一部改変

コーチングという技術があります。

いかに相手の気持ちに入り込むか、

いかに相手の気持ちを前向きにさせてあげるか。

それは人を育てるためのテクニックです。

私たち外科医も、

以前は激しく怒られたり、

厳しく指導を受けたり、

場合によっては

「医者をやめろ。」的な発言を受けたりすることもありました。

それは理想のコーチングとは大きく異なるものです。

コーチングとは、

たとえば間違いを犯したときに、

「なんで間違えたのかな?一緒に考えてみようか?」

そういう問いかけから始まります。

自分で考えて自分で答えを導き出す。

それをお手伝いするのがコーチングです。

とても素敵な技術だと思います。

じっくり考えて答えを出せば、

次回から間違いを起こしにくいですものね。

でも医療の世界は、

小さな間違いも許されないこともあり、

その間違いを一瞬で正さなければいけないのです。

厳しい指導も、時には許されると思います。

今は、

子育てにもコーチング、

社会人にもコーチング、

研修医にもコーチング、

そんな世の中です。

厳しく育った子供たちは、

厳しい社会に生き残っていきます。

厳しい指導を受けたドクターは、

患者様が厳しい状況にあっても

一緒に闘ってくれると思います。

私は、

愛情を持って接すれば、

相手が子供であろうと、大人であろうと、

叱った時の真意は伝わると思っています。

もちろん、叱るのと切れるのは違います。

子供たちに切れてはいけない。

社会人相手に切れてはいけない。

医療スタッフ相手に切れてはいけない。

患者様相手に切れてはいけない。

そう思います。

病院で医療者が患者様に対して切れてしまうことがあると

皆様からのお話でお聞きします。

医療者も指導医の研修会ではコーチングの技術を学びます。

その技術を上手に生かして、

決して相手のご機嫌を取るわけではなく、

相手の気持ちに立つトレーニングも医療者には必要かなって

思います。

さあ、研修医のみんな。

明日から優しくビシビシいくから覚悟してね。

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