乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

また会う日まで。

2010年08月24日
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今回は残念ですが・・。

<Clinical Question>

がん薬物療法後の急性の悪心・嘔吐をどのように予防するか? part 3

<解説>

ー中等度リスクー

基本的に5HT3受容体拮抗薬とデキサメタゾン8~12mg(注射薬 6.6~9.9mg)の2剤併用とするが、

一部の特定の抗がん薬(カルボプラチン、イリノテカン等)を投与する場合には、

アプレピタント 125mgの追加併用が推奨される。

その際のデキサメタゾンは4~6mg(注射薬 3.3~4.95mg)に減量する。

ー軽度リスクー

デキサメタゾン 4~8mg(注射薬 3.3~6.6mg)単剤投与か、

状況に応じてプロクロルペラジン

もしくは

メトクロプラミド

も使用する。

さらにロラゼパムやH2ブロッカーあるいは

プロトンポンプ阻害薬の併用も検討される。

ー最小限リスクー

最小限リスクに対しての制吐薬は、

基本的に不要である。

”制吐薬適正使用ガイドライン 2010年5月第一版” より抜粋引用

アプレピタントの商品名はイメンド、

です。

みなさまにとって、大切なお薬ですね。

お忘れ無く。

大学の同級生から、久しぶりのお食事のお誘いがありました。

でも医者同士ですから、なかなか都合を合わせることができません。

それぞれの診療科によって、

患者様の対応方法も違いますし。

当直のあるなし、

勉強会の日程や学会の日程など、

全てが違います。

そういったメンバーで、みんなの都合があうのは、

ほんとに何年かに一回です。

今回は残念ながら都合を合わせることができませんでした。

寂しいです。

でも、

お互いそれぞれが、今度会うときには、

「今自分はこういうテーマに取り組んでいる。」

「患者様の幸せのために、こんな活動をしている。」

「みんなでもっともっと日本の医療を良くしていこう!」

と言った、夢あふれる、壮大なお話ができるように、

またこれからも頑張っていこうと、思いました。

そういう、夢いっぱいの会合って楽しいよね。
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