乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

乳がんと緩和ケア

2010年09月02日
299PV

緩和ケアにお世話になったらもうおしまい。

そんな勘違いはやめようね!

<Clinical Question>

コルチコステロイドの推奨用量は? その2

<解説>

悪心・嘔吐対策に対してコルチコステロイドは、

単剤および併用療法として有効である。

抗がん薬の催吐性リスクの高さに応じて使用する。

我が国では、

デキサメタゾンは、経口、経静脈ルートの承認用量としては、

1日4~20mg、1日1~2回分割、

1日最大20mgまでとされている。

欧米のランダム化比較試験から

急性期にはデキサメタゾン20mgを標準投与量とするが、

さらに高用量の効果に関して

その優越性は証明されていない。

”制吐薬適正使用ガイドライン 2010年5月第一版” より抜粋引用

昨日は久しぶりに緩和ケアのホームページを更新しました。

8月26日におこなった院内乳がん勉強会の模様です。

乳がんの勉強をするということは、

患者様の痛みを知ることにつながります。

乳がんの知識は奥が深く、

毎日情報を収集して勉強し続けないと、

最先端の情報を維持することはできません。

でも最先端の情報を知らなければ、

患者様の不安にお答えすることはできません。

ですから、

定期的に乳がんの勉強会をおこなっていくこと。

それは、緩和ケアの活動のひとつです。

緩和ケア担当医は、

医療用の麻薬を上手に使えるだけではなく、

患者様の心の痛みを理解し、

なぜ患者様が苦しんでいるのかを深く考え、

解決の糸口を一緒に見つけて差し上げる。

そんな役割も担っているのですよ。

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