乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

大きなお世話。

2010年10月03日
243PV

余計なことを言うと、

怒られちゃうかな?

ー乳房切除と乳房温存ー その11

術前化学療法後の乳房温存療法

腫瘍径が大きく

乳房温存療法の適応から外れる症例でも、

術前化学療法で良好な縮小効果が

得られれば、

乳房温存療法が可能となる。

ただし、化学療法の効果はあっても

縮小パターンによっては

乳房温存ができるとは限らない。

乳管内進展がほとんどない

限局した腫瘤が

そのまま限局性に縮小して、

腫瘍径が小さくなれば、

乳房温存の良い適応となっている。

”コンセンサス癌治療 2010 spring” 
乳房切除と乳房温存:最近の考え方、適応の決定
静岡県立静岡がんセンター乳腺外科 高橋かおる先生 より抜粋引用

ピンクリボン運動のウォークを通して、

私の患者様とお友達になってくださった方が

いらっしゃいます。

患者様同士の語り合い。

それは、とっても大切だと思います。

それが、こころの励みになる方が多くいらっしゃいます。

偶然の出会い。

それが一生の友になることもあります。

出会いはとっても大切です。

乳がんには、たくさんのタイプがあります。

そして、

治療内容、

検査結果、

主治医との関係、

ひとつひとつがお一人お一人異なります。

これは大事なポイントです。

ですから、

もし患者様同士でお話するときには、

お互い相手の気持ちを考えながら、

お話してみてください。

「えー、そんなことも知らないの?勉強不足よ。」

「私は3ヶ月ごとに検査しているわよ。
あなた半年ごとで大丈夫なの?」

「その食事はは乳がんのもとだからやめたほうがいいわよ。」

様々な会話があることでしょう。

覚えておいていただきたいこと。

中には、

患者様の集まりにおける、

これらの会話を受け止めきれず

「また悩みが増えた。」

とおっしゃる方も、いらっしゃることです。

ですから、患者会にご参加の皆様、

どうか、お互いに元気がでる会話を

なさってくださいね。

もし元気がなくなっても、

解決方法はあります。

患者会にご参加の皆様。

どうか、支え合ってください。

お互いを尊重してください。

笑顔のもとを一緒に探してください。

私たち医療スタッフの悪口は大歓迎です。

でも、患者様同士は、

いつも仲良くしてくださいね。

それが私からのお願いです。

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