乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

コードブルー

2010年05月08日
229PV

病院中のスタッフが一瞬で・・ ジョギング

―乳がんの病理学的因子をめぐる最近の動向:
St.Gallenコンセンサスの変遷 その19―

ERやPgR、Ki-67をどこまで詳しく判定するかは病理での検査効率にも関わってきます。

今後、自動画像解析装置がどれだけ市場にでてくるかによると思います。

高価ですので、一般の病院で購入するのは難しいと思いますが、検査センターに導入されれば、ER、PgR、Ki-67検査の大きな助けになると思います。

Ki-67も含めて検査できますが、自動解析をおこなう前の染色過程も同じシステムで機械化しなければいけませんので、かなり大がかりになります。

ですから、検査センターとか大きな施設では、こうした装置を使って染色細胞のパーセンテージを細かく判定する方向に移行すると思います。

“乳がんにおける最新の病理学的因子の評価基準とその臨床応用をめぐって“ 
Breast Cancer Discussion より抜粋引用
発行:アストラゼネカ株式会社、日本化薬株式会社
制作:リノ・メディカル株式会社

病理検査をしてくださる先生の数は限られています。

機械で自動的に計測出来る部分はしていただいた方がよいですからね。

昔は、血液検査ですら、手作業でおこなっていたわけですから、自動化というのはとっても大切なことです。

本当に医療の世界は先が読めません。

というわけで、本日も救急車が私を呼んでいます。

“コードブルー”

それは“患者急変!“のコードネーム。

「コードブルー!コードブルー!救急外来へ!」とか、

「コードQQ!コードQQ!外科病棟へ!」など

色々な言葉のバリエーションはあるにせよ、

もし病院の待合室でそんな放送が聞こえたら、

きっと何かが発生しています。

直後に先生達がどこかへ向かって、

走り出していくかもしれません。

そんな放送のあとは、ただでさえ長い待ち時間が、

さらにさらに延びてしまいます。

でもあなたのご協力で、一つの命が救われるかもしれません。

そう思うと、

病院の予約システムってあまり、というかほとんどあてになりませんね。

でも、誰かのために何かを我慢したり、優しくしてあげると、

必ず良い形で自分に返ってきます。

同じように、

人に冷たくすると、何倍にもなって跳ね返ってきます。

不思議ですね。

人と人のお付き合いは、鏡と一緒なんですよね。

あっ。

別に今日はコードブルーが病院で一斉放送されたわけではありません。

あまり変なことを話題にすると、

それが言霊(ことだま)となって本当になってしまうので、

今日はこの辺にしておきましょう。

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それは普段のおこないにもよるのかもね!

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