私の常識、あなたの非常識。
<術後薬物療法>―閉経後ホルモン療法―
閉経後では、アロマターゼ阻害薬は標準と位置づけられている。
しかし、同時にタモキシフェンも標準として認められている。
早期再発の高リスク例では、アロマターゼ阻害薬は最初から使用する方が多く支持されている。
また、アロマターゼ阻害薬の5年間以上投与の安全性は未検証である。
“乳癌ガイドライン 園尾 博司先生 川崎医科大学乳腺甲状腺外科“
外科 vol.71 No.11 2009 南江堂 より抜粋引用
今日はあっさりと。
初めて訪れてくださった方には、このブログの趣旨がさっぱりお分かりにならないかもしれません。
乳がんの知識は日進月歩。
日々更新されていくものなのです。
ですから毎日の勉強を怠ってはいけない。
ひとりの外科医がそう感じて始めたブログです。
膨大な量の論文や、分厚い解説書。
乳がんに関する書籍は大量にございます。
その中から、今みんなで知っておかなければいけないことを中心に、みんなで一緒に勉強しましょう!って思っています。
ある方にとっては常識と思われることも、ある方にはまだまだ非常識だったりします。
私たち医療従事者は、ついつい患者様も同じレベルで分かってくださっていると思いがちです。
ですからここにこうして文章を投稿し、皆さまからご質問を受けることによって、皆さまにとって何が難しいのか、どんなことをもっともっとお知りになりたいのか、が見えてきます。
とってもありがたいことです。
今日のあなたのご質問が、結果的にたくさんの患者様にとっての、明るい光になるのです。
いずれは、私たち医療スタッフの常識と、皆さまの常識が同じラインに並ぶ日が来るといいなと思っています。
その日が来ることを祈りつつ、今日もまた更新更新!!
更新しても更新しても、次から次へと、
新しい報告が出されますよね。
いったいどうするの?
「そうだね。
きっと、倒れても倒れても、
がんばり続ければいんじゃないですか?
イメージとしてはダイハードのマックレン警部補かな?」by yasuu
「あら、かっこいい!良いイメージを持つことは大事だね!
ちょっとずうずうしいけど今日は許す!」
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