私はいつも患者様と約束をします。
―PET その1―FDG-PETはCT一体装置の登場以降、集積の解剖学的位置の把握が容易になり、乳がん画像診断の分野へ急速に普及してきた。
当科でも多くのFDG-PET/CTを施行し、その有用性を報告してきた。
自験例を中心にFDG-PET/CTの有用性と限界点について述べる。
<1>原発巣の検出
原発巣へのFDG(フルオロデオキシグルコース;yasuu注釈)集積は高分化ながんや細胞密度の低いがんで低いとされる。
また10mm未満のがんでは部分容積効果により集積が過小評価され、これらが偽陰性(本当はがんなのに、良性と判断する;yasuu注釈)の原因となる。
一方増大傾向を示す良性腫瘍や乳腺炎は偽陽性(本当は良性なのにがんと診断してしまう;yasuu注釈)となりうる。
当科の389例の検討では感度(がんを見つけ出す能力;yasuu注釈)82.8%、特異度(検査で異常を指摘されたもののうちのがんの確率;yasuu注釈)86.2%であった。
浸潤性乳管がんの感度は85.3%に対し
浸潤性小葉がんの感度は58.3%と不良であった。
“乳癌画像診断の進歩 大地哲也 神尾孝子 亀岡信悟
東京女子医科大学第二外科“
外科 vol.71 No.11 2009 南江堂 より抜粋引用
いつもいつも、
「100%の検査はありません。」
なんていう物悲しいお話になってしまい、残念です。
私は患者様に必ずお約束します。
何があっても絶対にあきらめないこと。
何があっても絶対にあなたを見放さないこと。
何があっても絶対にあなたを苦しませないこと。
何があっても絶対にあなたを守ること。
もし少しでもつらい思いをさせたら、yasuuのことをつねって良いよ!
って言っています。
まだ、つねられたことはありませんが、
薬の副作用や、がんの痛みなどで、
yasuuをつねりたい!って思っている方はいらっしゃるかもしれません。
そう思っています。
そんな患者様の痛みがわかるように、
皆様の代わりに時々自分のほっぺたをつねったりしながら、
「もっと、頑張れ!もっと、もっと!」
って、自分に葉っぱをかけています。
「葉っぱをかける?」
良く聞く言葉だけど語源は何?
「葉っぱ」じゃなくて「発破」だよ!
「起爆剤」という意味だから間違えないでね!
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yasuuの活動日記のようなもの。