乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

あなたとの約束

2010年05月30日
311PV

私はいつも患者様と約束をします。


―PET その1―

FDG-PETはCT一体装置の登場以降、集積の解剖学的位置の把握が容易になり、乳がん画像診断の分野へ急速に普及してきた。

当科でも多くのFDG-PET/CTを施行し、その有用性を報告してきた。

自験例を中心にFDG-PET/CTの有用性と限界点について述べる。

<1>原発巣の検出

原発巣へのFDG(フルオロデオキシグルコース;yasuu注釈)集積は高分化ながんや細胞密度の低いがんで低いとされる。

また10mm未満のがんでは部分容積効果により集積が過小評価され、これらが偽陰性(本当はがんなのに、良性と判断する;yasuu注釈)の原因となる。

一方増大傾向を示す良性腫瘍や乳腺炎は偽陽性(本当は良性なのにがんと診断してしまう;yasuu注釈)となりうる。

当科の389例の検討では感度(がんを見つけ出す能力;yasuu注釈)82.8%、特異度(検査で異常を指摘されたもののうちのがんの確率;yasuu注釈)86.2%であった。

浸潤性乳管がんの感度は85.3%に対し

浸潤性小葉がんの感度は58.3%と不良であった。

“乳癌画像診断の進歩 大地哲也 神尾孝子 亀岡信悟
東京女子医科大学第二外科“ 
外科  vol.71 No.11 2009 南江堂 より抜粋引用

いつもいつも、

「100%の検査はありません。」

なんていう物悲しいお話になってしまい、残念です。

私は患者様に必ずお約束します。

何があっても絶対にあきらめないこと。

何があっても絶対にあなたを見放さないこと。

何があっても絶対にあなたを苦しませないこと。

何があっても絶対にあなたを守ること。

もし少しでもつらい思いをさせたら、yasuuのことをつねって良いよ!

って言っています。

まだ、つねられたことはありませんが、

薬の副作用や、がんの痛みなどで、

yasuuをつねりたい!って思っている方はいらっしゃるかもしれません。

そう思っています。

そんな患者様の痛みがわかるように、

皆様の代わりに時々自分のほっぺたをつねったりしながら、

「もっと、頑張れ!もっと、もっと!」

って、自分に葉っぱをかけています。

「葉っぱをかける?」
良く聞く言葉だけど語源は何?
「葉っぱ」じゃなくて「発破」だよ!
「起爆剤」という意味だから間違えないでね!
ってクリックをお願いいたします。
blog ranking
癒しの空間はこちらへどうぞ。
yasuuの活動日記のようなもの。

kanwa-care.com banar.png