乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

僕、アンパンマン。

2010年06月05日
282PV

そう、愛と勇気だけが友達さ。


―画像ガイド下生検 その3―
VACORA(Bard社、株式会社メディコン)は、乳房の薄い症例や皮膚に近い症例にも有効である。

穿刺針には10G(ゲージ)と14G(ゲージ)がある。

乳腺が硬い症例に14G針を刺入すると、針がたわんでカッティングカニューラが進まずに停止してしまうことがある。

このような症例ではたわみのおこりにくい10G針の選択が勧められる。

“乳癌画像診断の進歩 大地哲也 神尾孝子 亀岡信悟
東京女子医科大学第二外科“ 
外科  vol.71 No.11 2009 南江堂 より抜粋引用

VACORAの導入により、かなり正確に診断が付けられるようになってきました。

一方、細胞診で使用する針は23G(ゲージ)や22Gの細い針であることが多いので、採取できる組織はわずかです。

数字が大きくなればなるほど、針は細くなります。

数字が小さくなればなるほど、針は太くなります。

ですから10Gというのはある程度太いのですが、痛み止めのお注射は、ほそ~い23Gでおこないます。

針をこわがる必要はありません。

yasuuも見た目はこわいかもしれませんが、本当はこわくありませんので、その点も大丈夫です。

yasuuもこわくない。

VACORAもこわくない。

それなら、答えは決まりですね。

乳がん検診でひっかかってしまって、驚いて足がすくんでしまっているあなた!

乳腺の先生方はみんな優しいと思います。

だから勇気を持って第一歩を踏み出してください。

先生たちがもし優しくなかったらyasuuが今度お会いしたときに、

その先生に言ってあげます。

「人に優しく、自分に厳しく!」ってね。

今度、乳がん学会参加の先生方にも伝えてきますからね。

でも、こんなことを偉そうに言っていると、

yasuuも怒られちゃうかもしれないんだよ。

でもね、あなたに元気になって欲しいから、

あなたに勇気を持って欲しいから、

まずは、yasuuが勇気を持って発言しているのです。

だからあなたも勇気を持ってください。

そうしたらyasuuもしあわせです。

「えー、大丈夫だよ。
乳腺の先生方は優しいから、絶対に怒りはしない!
たぶん怒らないと思う。
怒らないんじゃないかな?
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(さだまさしさん、“関白宣言”から少しフレーズいただきました。
ごめんなさい。by yasuu)
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