乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

アブノーマル

2010年06月07日
263PV

ノーマルだと物足りない。ショック


―乳房温存療法の歴史的背景―

1900年代はじめ、乳がんは所属リンパ節を経由して広がると考えられていたため、Halstedが提唱した大胸筋、小胸筋とともに、腋窩、鎖骨上窩、胸骨傍などの所属リンパ節を完全切除する拡大乳房切除術が標準術式として行われるようになった。

本術式はその後約70年にわたって継承されたが、根治をめざすことに重きがおかれ整容面に配慮が欠けており、リンパ節郭清にともなう術後のリンパ浮腫や上肢挙上困難などがみられた。

“外科療法の現況と展望 乳房温存療法 中村 清吾
聖路加国際病院乳腺外科
(2010年6月1日より昭和大学乳腺外科教授)“ 
外科  vol.71 No.11 2009 南江堂 より抜粋引用

歴史を知ると、乳がんへの理解が深まります。

すこしずつ、“乳がんは全身病”と言われている理由の御理解をどうぞ。

でも、こわがらないでね。

「糖尿病も全身病。」

「高血圧も全身病。」

「同じように、乳がんも上手にコントロールしていくことが大切です!」

って言いたいだけですから。

もうすでにお申し込みをいただいている方もいらっしゃいますが、

8月7日土曜日に第9回 神奈川乳がん市民フォーラムが開催されます。

パシフィコ横浜で開催されますので、横浜近郊にお住まいの方は、

お散歩がてらお立ち寄りくださいね。

もちろん遠くからでも大歓迎です。

でも、決して肩に力を入れてご参加いただかなくて大丈夫です。

気分転換においでください。

「こんな考え方でいいんだ。」

「私の選択は間違っていなかったんだ!」

それを是非確かめにおいでください。

私も少しお話させていただきます。

是非会いにきてくださいね。

乳がん治療中の方はもちろんのこと、

乳がん検診を受けたことのある方。

お友達や御家族が治療中の方。

これから乳がん検診を受けようと思っている方も。

ちょっとお話を聞きにきてくださいね。

何か新しい発見があると思います。

まずははじめの一歩を踏み出すこと。

ですよね!

「当日は何か新しいイベントができるといいね!
今までになかった何かができないか!
密かに考え中です。」
「ここで言ってしまった時点で密かではないでしょ!
でも、普通に今まで通りでいいと思うわよ。
普通が一番!」
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