乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

アテンションプリーズ!

2010年07月16日
226PV

そういえば最近、

飛行機の中で、そんなこと言わないよね。

<乳がんのサブタイプ分類 その2>

Luminal タイプは全乳がんの65~70%を占める最も一般的な集団である。

「細胞壁で囲まれた内腔」を意味する”luminal”とは、

正常乳腺の上皮細胞に高発現している遺伝子(cytokeratin 8, 18など)と類似の遺伝子が

高発現していることから命名されたものであり、

ER陽性乳がんの大部分と一致する。

ER関連遺伝子の発現の高低によりさらに、

luminal A

luminal B

の二つに分類され、

前者は予後がよく、場合によっては化学療法を必要としないと考えられる一方、

後者は前者より予後が劣り、化学療法は必須と考えられている。

”乳がん診療ガイドライン2010 薬物療法” より抜粋引用

この分類をしてもなお、

本当に抗がん剤治療が必要なのかどうかの答えはでません。

でも手がかりは増えます。

少しずつ、一歩ずつ、手がかりを増やしていき、

真実に近づいていくこと。

そして、本当に正しいと思える答えを見つけること。

その答えに納得できること。

それが大切。

とんぼ返りの下関。

宿泊したホテルが学会の発表会場でしたので、

とっても楽ちんでした。

大荒れの山口県で、空港からの高速道路も寸断され、通行止めでしたが

無事に何の問題もなく下の道で往復できました。

皆様の応援とお祈りのおかげです。

ありがとうございます。

学会では、

外科医として、緩和ケアをどのように行っていくことが大事なのか、

議論をしました。

みんな、それぞれの思いを胸に患者様と接しています。

でも、一人一人その表現方法ややり方は異なります。

そんな中、今日再確認したこと。

緩和ケアの根底にあるもの。

それは、”愛”だということです。

今の時代、”愛”を口にすることは恥ずかしいことなのかもしれません。

私は恥ずかしくありません。

いいと思います。

人を愛すること。

患者様を愛すること。

ご家族を愛すること。

私は胸を張って言えます。

私は自分に関わるすべての方を愛しています。

患者様、ご家族様、ブログご訪問の皆様、

医療スタッフ、病院スタッフ、ドクターなど。

すべてです。

だからこそ、あらゆることを乗り越えられる。

だからこそ、みんなが笑顔になれる方法を見つけたい。

そのためには、乗り越えられない壁なんてありません。

愛する人の笑顔のためなら、何だってできるのですからね。

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