当たり前に生きるのって、実は難しい。
<薬物療法の種類と適応>
ー分子標的治療ー
分子標的療法は、がん細胞の浸潤・増殖・転移に関係する因子(target)に
作用することを指標に創薬された薬剤による治療法である。
創薬の発想からしてtargetを有する患者が、
その治療対象となるが、
targetは必ずしもがん細胞の機能にかかわるだけでなく
多くは正常細胞にも存在しているため、
薬剤ごとに多彩な副作用が発生する。
”乳がん診療ガイドライン2010 薬物療法” より抜粋引用
やっぱり問題になるのは副作用ですね。
でも分子標的治療薬の可能性はまだまだ未知数ですので、
これからのがん治療において期待していきたいと思います。
ただ、皆様の期待していたBevacizumabに関しては、
乳がんにおける有効性は認められない、
という結論にアメリカではなりそうです。
明日はまた外来があります。
朝から夕方まで、パワーを維持しながらお話します。
皆様と握手をしながら、皆様の体調をチェックし、
そして心と心で会話します。
もし、体に触れられたくないと言う方は、
そっと手を引っ込めてくださいね。
空気は読めるつもりです。
でも、手を差し出して、引っ込められると、
ひそかに心はダメージを受けますが・・。
皆様が望まないことはしない。
それも大切なことですよね。
今日も緊急手術の気配です。
私が当番のときのお約束ですので、私は平常心ですが。
困っている方がいれば、お力添えをする。
それは人間としても当たり前のことですし、
医師であればなおさらです。
日々当たり前に生きていくことは、
ちょっと大変だけど、大切なことですよね。
当たり前のことを、
これからもみんなでやっていこうね。
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これも当たり前だよね。
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