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―家族性乳がんの最新知見― その1
網膜芽細胞腫の原因遺伝子であるRB1遺伝子が1998年にクローニングされ、以来今日までに約70種類の遺伝性腫瘍の原因遺伝子が報告されている。
遺伝性乳がん卵巣がん(Hereditary Breast/Ovarian Cancer; HBOC)は家系内に乳がん卵巣がん等が多発する常染色体優性遺伝性疾患であり、原因遺伝子として
1994年にBRCA1遺伝子
1995年にBRCA2遺伝子
が報告されている。
アメリカではこの2種類の遺伝子検査(以下BRCA1/2遺伝子検査と略す)が1996年からMyriad Genetics社により臨床検査として実施されている。
全米のがん専門病院では1990年代初頭から遺伝性腫瘍を対象とするクリニックが開設され、遺伝性腫瘍を対象とする遺伝カウンセリングと遺伝子検査、高リスク者にたいするサーベイランスが行われており、その中でHBOCは全受診者の6~7割を占める最も多い疾患である。
“これからの乳癌診療 2009-2010“ 監修:園尾博司先生 金原出版より抜粋引用
日本でも、若くして失われる命がたくさんあります。
いわゆる若年性乳がんは遺伝子との関連が指摘されております。
早期から遺伝子検査が可能であれば守れる命があります。
しばらく遺伝子について御一緒に知識を深めていきましょうね。
昨日は大腸がんに対する分子標的治療薬を併用した抗がん剤治療に関するデータをまとめて、神奈川県内の大学病院の先生方、およそ100名近くの前で発表してきました。
私たちの病院で行われている医療を、多くの先生方、教授にお披露目することにより、評価や御指導をいただき、さらに洗練させていくこと。
それが、患者様の信頼につながると思っております。
胃がんでも大腸がんでも、もちろん乳がんでも分子標的治療薬という新兵器が次々と投入されてきています。
「胃がんのことしか分かりません。」
「大腸がんのことしか分かりません。」
「乳がんのことしか分かりません。」
私はそういった発言は、患者様に恥ずかしくてできません。
ひとの体に起こりうること全てに対応できなければ、
私が医師になった目的は達成できません。
“すべての病気や苦痛から患者様を解放すること。”
それが私の医師としての究極の目標です!
うわー!
大きなこと言ったね。
言ったからには実現させないとね!!!
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