乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

今何時?

2010年02月06日
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女性の皆さまは腕時計が大好きですよね。

―家族性乳がんの最新知見―  その2
日本ではBRCA1/2遺伝子検査は少数の研究を除くと、これまで一般臨床ではほとんど行われていなかった。
最近、日本人HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん)におけるBRCA1/2遺伝子変異の陽性率を明らかにするための臨床研究が行われ、BRCA1/2遺伝子変異は対照群である非アシュケナージ系白人よりも高率に認められることが明らかとなった。
HBOCは米国の遺伝カウンセリング外来を受診するクライエントの6~7割を占める最も多い遺伝性腫瘍であり、特にアシュケナージと呼ばれる東欧出身のユダヤ系アメリカ人ではBRCA1/2遺伝子変異は2.5%(40人に1人)という高頻度で認められ、変異型も3種類の創始者変異が大半を占めることから、BRCA1/2遺伝子検査はHBOCのスクリーニング検査として広く行われている。
遺伝子カウンセリングではクライエントの既往歴と家族歴等の情報からクライエントのHBOCに関する遺伝的リスクを推定する。
日本人におけるBRCA1/2遺伝子変異の陽性率を明らかにするため、日本人HBOC症例を対象とするBRCA1/2遺伝子検査の陽性率を非アシュケナージ系白人女性と比較する研究が行われた。
“これからの乳癌診療 2009-2010“ 監修:園尾博司先生 金原出版より抜粋引用

遺伝子検査に関しては日本ではまだまだ発展途上です。
病気になる前に病気をやっつけること、
それはある意味すごいことですよね。
日本人における乳がん遺伝子の状況に関しての結果を早く知りたいですね。
私は腕時計を持っていません。
そもそも腕時計をする習慣がないのです。
でも自然に朝5時頃には目が覚めて(寝ないときもありますが・・)、
自然と病院に足が向き・・・・、
夜になってお仕事が終われば帰途につき、
「まずいまずい時間がない」
とブログを更新しながらお勉強。
時計が無くても毎日規則正しく生活できます。
そのためにいつも心がけていること。
一分一秒を大切にすること。
ちょっとした時間があれば、
患者様の側に行ってお話したり、
本を開いたり、書き物をしたり、
思いついたことをノートやパソコンに打ち込んだり、
時計が無い分、
色々なことを詰め込んでやらなければって思ってしまいます。
やっぱり私に腕時計は必要ないようです。
今も、消灯前の皆さまが気になって、
病院にいます。
本当に一秒一秒、大切ですよね。
ところで、
女性にとっての時計もどちらかというと、
時間を知るためというよりもおしゃれのためなんだよね。
だって今何時か分からない時計もあるもんね。
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