乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

体内埋め込み式点滴装置はこわくない。

2010年03月04日
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外来で点滴を何回もやっていると、
だんだん血管が細くなってきてしまいます。

―トリプルネガティブ乳がん (アンスラサイクリン系について)
一般に乳がん全般に対してアンスラサイクリン系またはタキサンが中心的存在であるが、
トリプルネガティブ乳がんに対してどのくらい重要性を持つのかは明確ではない。
basal-like乳がんに対しては、
アンスラサイクリンまたはタキサンは一定の効果を有する。
しかし再発しやすいので、
さらに治療を強化する必要がある。
また、
プラチナ系薬剤、マイトマイシン、エトポシドなど、
一般的でない抗がん剤の有効性が検討されている。
シスプラチンまたはカルボプラチンに、
マイトマイシン、ビンブラスチンを加えた併用療法の
奏効率が高いとする報告もある。
“これからの乳癌診療 2009-2010“ 監修:園尾博司先生 金原出版より抜粋引用

様々な薬剤をあの手この手で投与を繰り返すとき、
必要なのは点滴です。
でも患者様の血管にも限界があります。
何回も何回も点滴をしていると、
だんだん点滴ができなくなって、
御本人も、看護師さんも泣いてしまいます。
そんなとき、
中心静脈ポートという、
体内埋め込み式点滴装置が有効です。
“CV ポート“
とも呼びます。
外来で留置したり、
入院抗がん剤治療の時に留置したりします。
こわがらずに、
主治医の先生にくわしくお聞きしてみてくださいね。
誰でも初めてのことは分かりません。
遠慮なさらずに納得できるまで、
疑問なことをお尋ねくださいね。
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