今日は
閉経年齢と乳がんの
関係性について
お伝えいたします。
遅い閉経年齢は
乳癌発症リスクを
増加させることは
ほぼ確実である。
エビデンスグレード
ほぼ確実
1993年にKelseyが
おこなった
詳細なレビューにおいて
遅い閉経年齢は
乳癌の発症リスク
増加因子であり
閉経年齢が5年遅くなると
乳癌発症リスクが
およそ17パーセント
増加すると
述べられている。
2012年に報告された
欧米のメタアナリシスでは
閉経年齢が一年
遅れるごとに
2.9パーセントずつ
乳癌発症リスクが
増加すると
されている。
日本人に関しては
必ずしも結論は一致しないが
大規模なコホート研究の
メタアナリシスの結果を
優先すれば
遅い閉経が
乳癌発症リスクを
増加させることは
ほぼ確実である。
欧米と日本の
データの違いが
見られることは
多々あるのですね。
どうしても
ひとは
自分に有利な情報だけ
信じてしまいます。
これらのデータを
どのように
受け止めていくか。
どれが大事です(*^_^*)
(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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