乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

思い上がり。

2010年04月07日
249PV

たまには思い上がってみるのも良いものです。

<分子標的治療薬 その19>
―新規薬剤―
HER1,HER2を標的とした治療薬としては、
トラスツズマブ、ラパチニブが臨床応用に成功しているが、
さらに、
HER2のHER1やHER3とのヘテロダイマー形成を阻害するモノクローナル抗体pertuzumab、
HER1シグナル伝達を阻害するヒトとマウスのキメラモノクローナル抗体cetuximab、
小分子化合物erlotinib、
などが次々に開発され、
臨床試験が行われている。
また、その他の増殖因子のシグナル伝達や、
その細胞内シグナル伝達機構を標的とした薬剤も開発されている。
“これからの乳癌診療 2009-2010“ 監修:園尾博司先生 金原出版より抜粋引用

次々と効果が期待される薬剤が開発されテストされています。
できれば全ての薬剤に効果が見られるとよいのですが、
危険性も含めて評価を行って、
有効性と危険性のバランスをチェックしないといけません。
小学生の頃、近くの公園に毎日来る紙芝居屋さんが、
私の楽しみでした。
紙芝居の最後におじさんはよく、
クイズ紙芝居をしてくれたのです。
その紙には、
赤の数字、青の数字、黄色の数字がたくさん書いてありました。
おじさんが、
「赤!」
とか色をいうと、その色の数字を全部足した合計を一番早く言えた人が、
梅ジャム付きのおせんべいをもらえます。
私は、計算がとっても大好きだったので、
公園に行った時はいつも無料で梅ジャム付きおせんべいを、
いただいていました。
医者になってからも、
計算力がとっても大切ですし、
私は相変わらず計算に自信があります。
特に抗がん剤の容量に関しては、
患者様の身長と体重から計算した体表面積から、
必要量を求めます。
ですから、計算力が命です。
ゆとり教育世代のお子様方にも、
計算力だけは磨いていて欲しいと思います。
計算力は結果的に、
たくさんの人の命を守ることになります。
皆さまのお子様や周りのお子様にも、
絶対的な計算力を付けてあげてくださいね。
私からのお願いです。
自信を持っているのは良いことです。
でもあまり自信過剰にならないようにね!
常に謙虚さが大事ですよ!
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