お若い方でも、乳がんのホルモン治療の影響で更年期症状が出現することがあります。
飲み始めてすぐに違和感をお感じになる方も時々いらっしゃいますが、
ほとんどの方は
「何でもありませんよ。」
っておっしゃいますので、怖がらなくて大丈夫ですよ。
<更年期の症状 その3>
欧米では、ほてりが更年期症状の代名詞とされるくらい頻度が高いとされているが、オーストラリア婦人と本邦婦人のほてりの発現頻度には差がなかったという報告もあり、一定の見解は得られていない。
また、発汗、ほてりなどは夏期に多く自覚され、
また、うつ症状は冬に増えると言われている(冬期うつ病)。
このように、発現する症状は季節や個人の背景などにより影響される。
また、乳がん治療に用いられるタモキシフェンやアロマターゼ阻害剤の服用は、エストロゲンの動態に影響を及ぼし、ホットフラッシュなどの原因となる。
“「更年期症状(障害)の基礎知識 」
東京慈恵医科大学 産婦人科学講座 落合 和徳 先生
Mamma 62 2009年8月号 (Breast Cancer Update from AstraZeneca)
企画・発行:リノ・メディカル株式会社“ より引用
ということは、今は秋ですから心配いらないかな。
春や秋なら、ホルモン治療の副作用は少なくなる可能性がありますね。
今から治療を始める方は、チャンスかもしれないですね。
そういう風に、何でも御自分に都合良く情報収集してくださいね。
悪い情報を集めようとすれば、いくらでも集まりますし、
良い情報を集めようとしても、たくさん集まりますからね。
要するに受け取り方が大切ですよ。
ひとりひとりの薬剤に対するお体の感受性はみんな違うのですからね。
さて、アメリカの現代史の続きです。
ビリージョエルの大ヒット曲
“We didn’t start the fire.”
を教材にしています。
これは、年代ごとの重要項目をラップのように羅列している曲です。
収録アルバムは
ピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエル
ビリージョエルの曲の冒頭部分から引用しました。
1951 年
Rosenbergs
H-Bomb
Sugar Ray
Panmunjom
Brando
The King and I
The Catcher in the Rye
Billy Joel “We didn’t start the fire”より抜粋引用
“The King and I”
昨日のマーロンブランドに続いては、
ミュージカル“王様と私”
1951年に初演されたミュージカルです。
原作の題名は、
「アンナとシャム王」(Anna and the King of Siam)
です。
イギリス人女性とタイ王国の交流を描いた作品です。
後年、映画も上映されています。
国外の人々が理解するべきはタイ王国における王様の存在の大切さです。
残念ながら現時点でタイ王国では、“王様と私”の上演・上映が禁止されています。
タイ王国にとっては受け入れがたい部分があるのでしょうね。
私たちも海外の映画などで、日本が間違った描写をされていると、違和感を感じますものね。
さあ、また今から来週の準備をしますよ。
来週の緩和ケアの発表と司会が終わったら今度は、
今月末に開催される院内の乳がん勉強会の準備に入ります。
今回は、非浸潤がんの診断、手術、そして術後の追加治療についての勉強と、外部の先生をお招きしての乳腺MRIに関する最新情報の御講演です。
乳腺MRIに関する皆様の疑問もひしひしと伝わってきています。
また有意義な情報をお伝えできると思います。
それではまたね。
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