乳腺症が原因で乳首から液体が出てくることもあります。
質問:
乳頭からの分泌物について教えてください。
お答え:
乳腺症に伴う異常乳頭分泌の性状は、サラッとした水のような漿液性、乳汁様あるいは血性など様々です。
漿液性あるいは乳汁様の場合にはほとんど問題はありません。
血性乳頭分泌がみられた場合には、乳腺良性疾患の一種である乳管過形成や乳頭腫である頻度が高いですが、乳がんが隠れている可能性もあるので詳細な検査が必要になります。
月経周期と連動するしこりや痛みはあまり心配する必要はありませんが、月経周期に関係のないしこりに気づいたら病院を受診してください。
“患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
金原出版株式会社 より引用
外科医をはじめ医師の役割としては、
自分の知識をもとに患者様の治療方針を立てて、
その情報をきちんと患者様にお伝えし、
なおかつ患者様のご不安や痛みを解消し、
長い人生のお供としてより良い方向へ向かえるようにお力添えをする。
これが何より大切です。
どんな困難が待ち受けようと、
逃げ出してはいけませんよね。
最近、外科医が減少してきています。
激しい、
つらい、
休めない、
責任が重い、
感染する可能性がある、
訴訟のリスクがある、
などの理由で敬遠される傾向が強いのです。
でも、つらさや試練を乗り越えて手に入れた知識や経験は宝物です。
また、患者様の笑顔が私たち医療スタッフの何よりの宝物です。
私たちは、そういった宝物をたくさんいただくために医療にたずさわっているのだと思います。
これからも、私からのメッセージが皆様の宝物になりますように、
日々新たな目標を設定し、試練を乗り越えていきたいと思います。
毎日目標を立てるのって良いよね。そしてそれを乗り越えるのってとても楽しいよね。
って、今日もクリックをお願いできますか!!
→