外国の女性も日本で乳がん検診をお受けになることが多くなっています。
<ご質問>
術前ホルモン療法に使用する薬剤を教えてください。
<お答え>
標準的な治療方法についてはまだ結論がでていませんが、次のように考えられています。
術前化学療法と同様に、術後に使用する薬剤と同じ薬剤を使用します。
つまり、閉経後ホルモン感受性乳がんに対しては、アロマターゼ阻害薬が推奨されます。
術前ホルモン療法の期間は明確に定まっていませんが、一般に3-6ヶ月ホルモン剤を使用します。
ホルモン剤と抗がん剤を同時に併用することは一般的ではなく、抗がん剤治療が必要な場合には術後に投与します。
また、HER2タンパクが陽性もしくはHER2遺伝子に増幅がみられる場合でも、ホルモン剤とトラスツズマブを同時に併用することは一般的ではなく、トラスツズマブは術後に投与します。
術後のホルモン療法は、術前に使用したのと同一の薬剤を、ホルモン剤の総投与期間が5年になるように使用します。
術前ホルモン療法中にしこりが大きくなったときには、術後に薬剤を変更することが一般的です。
“患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
金原出版株式会社 より抜粋引用
先日も外国の60歳前後の女性が乳がん検診においでになりました。
私はぺらぺらぺらと会話しました。
看護師さんがびっくりしていました。
・・・だって、普通に私が日本語で会話をしていたから (^_^;)
その方は日本語を良くお分かりになっていらしたので、
遠慮無く私も日本語でお話したのですが、
それが何か?
でも、細かいご説明や、専門用語はお分かりになりませんでしたので、
少しだけ英語でご説明いたしました。
もちろん、Broken Englishですよ。
その方は針の検査も必要でしたので、
細かくご説明しながら、
痛くないように注意しながらおこないました。
最後に、
「痛みは全くありませんでした。ありがとう。」
と英語で言ってくださいました。
私も、
「どういたしまして。
愛情をこめて、
丁寧に行いましたからね。
良い結果であることをお祈りしています。」
と、英語でお伝えいたしました。
とっさに出た言葉 “with love(愛情をこめて)”
考えてみれば、
この世界中の人々が愛の気持ちを持ってお互いをいたわれば、
もっともっと世の中はうまくいくのにね。
なんて自分の言葉を噛みしめながら思いました。
それはなかなか難しいことだよね。
でも心がければいつかきっとその気持ちはみんなに届きますよね。
きっと・・・。
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