様々な形で
電磁波の危険性が
耳に入ってきます。
でも
その信憑性は
なかなか証明は
難しいようです。
電磁波の曝露が
乳癌発症リスクを
増加させるかどうかは
結論付けられない。
エビデンスグレード
証拠不十分
電磁波は
電界と磁界の
相互作用によって
伝わる
電気の波の総称である。
電磁波は
自然界からの曝露の他に
送電線や
家電製品の使用など
現在の人間生活の
営みからも
発生している。
日常の電力により
人体は
電界で10-100V/m
(ボルト毎メートル)
磁界で0.1-1μT
(マイクロテスラ)
の曝露を受けると言われる。
送電線の真下では
電界は数千V/m
磁界は約20μT
に達する。
過去の研究で
問題とされたのが
電磁波曝露の測定の方法と
信頼性である。
2010年Chenらは
2000年以後の
メタアナリシスを実施。
電磁波曝露と
乳癌発症リスクは
無関係であると
結論づけている。
電磁波が
乳癌発症リスクを
増加させることを
示す報告は
いくつか
認められるが
結果にはまだ
ばらつきがあり
さらなる検討が
必要である。
いかにも
身体に悪そう。
そういった
先入観が
先走ることが
多々あります。
このように
きちんと
調査がおこなわれた上で
たくさんの
論文に目を通して
総合的に
判断をくだすことが
大切なのです。
「みんなが言ってる。」
「あの先生が言ってる。」
だから正しい。
ということでは
ないのです。
たくさんの意見を
自分の中で消化して
自分自身で結論を
ださなければ
いけないのです。
また今後も
電磁波に関連する
研究は
おこなわれていくでしょう。
世の中に
携帯電話が
普及しはじめたのは
1990年代。
頭のすぐ近くで
電磁波を浴びるような
生活を
私たちは今送っています。
この状況を
嘆くのでは無く
これから
出来る事に
目を向けていくべきなのです(*^_^*)
(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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