乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

記憶と記録。

2010年01月04日
265PV

記憶はすぐに失われてしまいます。

<ご質問>
浸潤がんと非浸潤がんについて教えてください。
<お答え>
乳がん細胞は、乳汁をつくって乳頭から分泌する乳管・小葉という組織の中に発生し、時間が経過すると、乳管・小葉の周囲(間質)に広がります。
がん細胞が乳管・小葉の周囲に広がることを浸潤といいます。
この浸潤の有無によって、乳がんは大きく非浸潤がんと浸潤がんに分けられます。
非浸潤がんは、がん細胞が乳管・小葉の中にとどまる乳がんで、適切な治療を行えば、転移や再発をすることはほとんどありません。
一方、浸潤がんは乳管・小葉の周囲に広がった乳がんで、転移や再発をする危険性があります。
“患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
金原出版株式会社 より抜粋引用

ちょっとした出来事や、気に入ったフレーズなどは、その時には覚えていてもすぐに忘れてしまいます。
人に言われた用事も、油断するとすぐに忘れてしまいがちです。
そんな私やあなたにとっておきの本を見つけました。
いかに記録が大切か。
記録のシステムを作り上げる方法を本にしてくださいました。
一つの参考意見として、とっても有意義な内容になっています。
良かったら読んでみてくださいね。

衝撃的だったのがこの本の中ででてくる「エビングハウスの忘却曲線」です。
私たちの脳は記憶してから、
20分後に42%を忘却。
1時間後には56%を忘却。
1日後には74%を忘却。
してしまうそうです。
何だか焦りますね。
やっぱりスパイラルで何回も何回も繰り返し記憶しなければいけないのですね。
私も出来る限り日々の行動や考え方を記録しながら、皆様にお伝えしていきたいと思います。
さっそく気になった文章や本などを携帯で撮影して、自分宛にせっせとメールしたりしています。
ふむふむ、なかなか良い方法じゃの。
また良い本があったら紹介してみてね。
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