乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

BIG 1-98試験 その4

2009年07月08日
240PV

それではBIG 1-98試験の結果です。

Forbes先生:
BIG 1-98試験のエンドポイント(治療の意義を評価するための評価事項;yasuu注釈)は、DFS(
無病生存率;yasuu注釈)、OS(全生存期間;yasuu注釈)、TTDR(遠隔再発までの期間;yasuu注釈)です。
ITT解析では、DFSとTTDRで有意差が認められた(すなわちレトロゾール群が優れていた;yasuu注釈)。
しかし、OSは有意差がありませんでした。
一方センサード解析では全てレトロゾールが有意に優れていることが認められました。
BIG 1-98試験、ATAC試験ともに、タモキシフェン5年投与との比較を目的として行われた試験ですが、試験結果を単純に間接比較して何らかの結論を導き出すべきではありません。
今回の解析結果では、AI剤(アロマターゼ阻害薬;yasuu注釈)単剤はあきらかにタモキシフェン単剤よりも優れていることが強く裏付けられたということです。
今後は、(閉経後においては;yasuu追記)タモキシフェンでホルモン療法を開始すべきでないと思われます。
“アロマターゼ阻害剤(AI)をめぐる最新報告 ―SABCS2008からー” 
「San Antonio Breast Cancer Symposium Round Table Meeting」
出演者:
大阪大学大学院医学系研究科 乳腺・内分泌外科 野口 眞三郎先生
MD Anderson Cancer Center Aman Buzdar先生
University of Newcastle John Forbes先生
杏林大学医学部 乳腺外科 井本 滋先生
熊本大学大学院医学薬学研究部 乳腺・内分泌外科学分野 岩瀬 弘敬先生
愛知県がんセンター中央病院 乳腺科 岩田 広治先生
独立行政法人国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 大野 真司先生
東京医科大学 乳腺科 河野 範男先生
聖路加国際病院 乳腺外科 中村 清吾先生
「新薬と臨床」第58巻第3号 別冊 平成21年3月10日発行

今朝は3時頃から活動を開始したので、今のこの時間は徐々に体のパワーが抜け落ちてきています。
いつ気を失うか分かりません。
皆さんも意識がもうろうとした人間の打つ文章がどのようなものか興味があるでしょ。
あるいはそんな支離滅裂な文章は読みたくありませんか。
さっきは、パソコンにおでこを押しつけて眠ってしまいましたので、おでこにキーボードの文字が写ってしまいました。・・・うそです。ごめんなさい。
こんな元気のない日もたまにはあります。
人間ですからね。
体調に波があって当然なんですからね。
元気ないときは元気無いなりのできることをやる。
元気なときは、元気にいろんな事を積極的におこなう。
それが大事なポイントですからね。
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