乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

ザンクトガレン 2009 part 57

2009年09月07日
338 ビューPV

あと10回ぐらいで、このシリーズも終わっちゃうかも!!

-endocrine therapy in postmenopausal patients(閉経後患者の内分泌療法) 
A majority of the Panel considered that an aromatase inhibitor should form part of standard endocrine therapy for postmenopausal women with receptor –positive breast cancer, though acknowledging that there were certain patients for whom tamoxifen alone can be considered adequate.
パネリストの大多数は、アロマターゼ阻害薬はER(エストロゲンレセプター;yasuu注釈)陽性閉経後患者においては標準的内分泌療法の一部として位置づけるべきであると考えるが、同時にタモキシフェン単独でも十分である患者も存在することも認めている。
There was division about the proper duration of treatment with aromatase inhibitors, though it was pointed out that safety data beyond 5 years are not yet available.
アロマターゼ阻害剤の適切な治療期間に関しては、5年以上投与した場合の安全性に関するデータが得られていないにも関わらず、意見が分かれた。
The majority of the Panel preferred particularly in patients at higher risk of early relapse.
大多数のパネリストは、特に早期再発の高リスク症例に対しては、アロマターゼ阻害薬を最初に使用する方法を選んだ。
“Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”
A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009
“治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”
日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏
よりそれぞれ引用

今日も私の外来を受診し検診を受けてくださってどうもありがとうございます。
無事に検診に合格し、笑顔でお帰りになる皆様をみていると、私もとても嬉しいです。
わたしも元気がわいてきます。
「元気があれば何でもできる!」
まさにそんな感じです。
そうしていただいた元気を、今度は元気のない方にさしあげています。
みんながそれぞれお互いに元気をあげっこしているんですね!!
何だか心のなかがじんわり、ほんわかしますね。
相手にトゲを向ければ、相手も自分にトゲを向けてくるし。
相手を大切にすれば、相手も自分を大切にしてくれるし。
人と人との関係は不思議とそんな感じですよね。
もし良かったらまた、元気をもらいに、そして元気をあげに私のところに来て下さいね。
こちらでも、どちらでもお待ちしています (*^_^*)
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