乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

腫瘤

2009年03月19日
332 ビューPV

マンモグラフィーでしこりがみつかることもあります。
しこりは腫瘤といいます。
今日はマンモグラフィーでの腫瘤の見え方についてお伝えします。

「腫瘤とは、周囲と異なる成分が塊をなしていると考えられる占拠性病変であり、照射野内に入っていれば2方向ともに腫瘤としての認識が可能なものである。
その成分を推定する所見として重視されているのは境界および辺縁であり、境界明瞭・平滑は周囲と明らかな境界をもっていて、なめらかに区分される性質を表現している。
これによって表現される病変の代表は、嚢胞・嚢胞内腫瘍(良悪性ともありうる。悪性の場合には嚢胞内乳頭がんや腫瘤形成性非浸潤性乳管がんなどが該当する。)・線維腺腫などであり、まれには粘液がんも含まれる。
境界明瞭・平滑の示唆するカテゴリーは3である。
“乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」

でもどちらかというと、しこりの発見が得意なのは、超音波検査(エコー)です。
ですからしこりを御自分でお感じになったときには、できれば、マンモグラフィーだけではなく、乳腺エコーもお受けになってくださいね。
だんだんとぽかぽかと暖かくなってきました。
お気に入りのコートもそろそろクローゼットでお休みさせてあげないといけませんね。
薄着の季節になりますので肉体改造計画も予定しないといけません。
ちなみに毎年この季節には肉体改造計画をたてるのですが、この計画が実行されたことはあまりありません。
「また、言ってるのー?」
ぐらいに軽く聞き流してくださいね。
それでは・・。
そうそう。
新しい本に取りかかりました。
重力ピエロ   伊坂幸太郎著 です。
また読み進んだらどんなお話かご紹介しますね。
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