今日は乳がんで手術を受けた方の退院後の御指導についてお伝えします。
「現在、乳がんの手術入院は、センチネルリンパ節生検による腋窩郭清の省略などにより、10日前後の在院日数である。
乳房温存手術とセンチネルリンパ節生検の組み合わせで、最短で術後2日の退院となる場合もある。
従って、退院後の指導も入院中の術後早期から始める。
退院後の指導は、医師の指導だけでは不十分なため、看護師作成のプリント、ビデオなど複数の方法でおこなう。
指導は術翌日からおこなう。
腋窩郭清をおこなった場合も、術翌日のドレーン留置中から始められる内容からおこなう。
ヨガなどを取り入れたストレッチは、退院後も継続できるため効果的である。
<退院後の指導 緒方晴樹先生・福田護先生 (聖マリアンナ医科大学乳腺・内分泌外科)>
“乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」
いつも私たちのところでも、入院する前の外来の時点で、手術後のリハビリについての御指導を看護師さん手作りの資料でお伝えするようにしています。
そして、手術後は理学療法士さんがリハビリを担当しながら、ご自宅での注意事項などをお伝えしております。
なんといっても患者様は始めての経験ですから全てがわからないことだらけです。
遠慮無く医療スタッフに疑問点をお伝えいただき、早めに日常生活に戻れるようにしましょうね。
納得できる医療を受けるために、遠慮深い、奥ゆかしい大和撫子を封印して、堂々と私たちスタッフにぶつかってきてくださいね。
私も本当は遠慮深くて、奥ゆかしいのですが、全力で受け止めてあげますから (^_^)v
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