乳がんと妊娠については今日で一段落です。
お疲れ様です。
「乳がん治療のためのホルモン剤(タモキシフェンなど)を内服中の場合は、タモキシフェンに催奇形性の問題があるので妊娠は避けるべきである。
タモキシフェンの代謝産物が体内から検出されなくなるまでには、内服終了後約2ヶ月かかると言われている。
このため、タモキシフェン終了後、2ヶ月は妊娠を避ける方がよい。
乳がん診療ガイドライン 2007年版 “薬物療法“ より抜粋引用」
今日は外科医の不思議についてのお話です。
よく患者様に、
「手術中におなかが痛くなったらどうするのですか。」
ということを尋ねられることがあります。
確かに外科医も人間ですからお腹壊したりなどの体調不良もあるわけです。
それで実際に手術の最中に身体に、何か我慢できないような大変なことがおきるのかというと・・・・
起きないのです。
手術が始まると高度の集中力が要求されるからなのでしょうか。
熱く燃えたこころがアドレナリンを産生するからなのでしょうか。
手術中に自分の身体に起きる変化には気づくことは全くありません。
お腹もすかないし、
お腹の痛みは消えるし、
尿の産生も抑制されているのです。
この制御システムを分析した論文に出会ったことはありませんが、外科医の七不思議です。
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