乳房再建について、皆様と一緒に勉強していきたいので、なぐも先生の著書の力をお借りしています。
「乳房再建には次の2つがあります。
1.筋皮弁法
患者さんの皮膚・皮下脂肪・筋肉を移植する方法です。
背筋と腹筋を用いる方法があり、それぞれ「広背筋皮弁」「腹直筋皮弁」と呼ばれます。
皮膚が足りているときは筋肉と脂肪だけ移植します。
これを「筋脂肪弁」といいます。
2.インプラント法
胸の筋肉の下に人工乳腺を入れるだけの簡便な方法を「インプラント単純挿入法」といいます。
皮膚に余裕がないときはティッシュ・エキスパンダー(組織拡張器)と呼ばれる大きめのインプラントを入れ、皮膚が伸びてから通常のインプラントに入れ替える「組織拡張法」を行います。
乳ガン110番 南雲吉則先生他 日刊工業新聞社より引用」
すでに色々なホームページで勉強されている方には、物足りないかもしれませんが、こういったこともまだ乳腺外科医のなかでは知らない先生も多いのです。
ですから、皆様にはわかりきっていることでも何度でもお伝えさせてくださいね。
でも、もっともっと形成外科の先生方とも交流を深めていって、より良い情報をお伝えできるようにしてまいります。
今晩は、緩和ケアの勉強会があります。
クリスマスですが・・・気合い入れてがんばってきましょう。
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