乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

閉経前女性のホルモン治療

2009年01月21日
293 ビューPV

体調はいかがですか。
わたしはついにお風邪を召されました。
今、お鼻をぐしゅぐしゅしながらパソコンに向かっています。
幸い、お熱はないようです。
そんな体調不良な時でも、こつこつとがんばろうね。

「ER(エストロゲンレセプター)陽性の早期乳がんを有する閉経前患者にアジュバントホルモン療法(術後ホルモン療法; yasuu注釈)をおこなうと、再発リスクおよび死亡率が低下する。
従来は卵巣摘除や放射線照射により卵巣機能の停止が図られてきたが、近年ではゴナドトロピン放出ホルモン(gonadotropin-releasing  hormone, GnRH)アゴニストの使用が一般的になっている。
卵巣機能の停止による乳がん再発リスクの低下は、アジュバントホルモン療法非併用の化学療法と同程度である。
化学療法誘発無月経のために、化学療法後のGnRHアナログによる術後療法に効果がみられないというデータがある。
大部分の臨床試験においては、化学療法誘発無月経が単独で良好な予後に関連づけられている。
しかし、化学療法後も卵巣機能が残存する患者には、GnRHアナログによるアジュバント療法が有益であると考えられる。
American Society of Clinical Oncology 2008 Educational Book , Breast Cancerより抜粋引用」

このようにとにかく閉経に近い状態を作り上げることが、乳がんの再発率を下げるポイントであると考えます。
今、ふと気づいたのですが・・・
お熱がなくて、鼻がぐしゅぐしゅして、くしゃみがでて・・・・・
花粉症じゃないですか!!
花粉症がたった今発症いたしました。
毎年この時期になると悩まされます。
またお薬を処方してもらいましょ。
というわけで、私は風邪ではありませんでした。
良かった、良かった (^_^)v
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