乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

乳がんのリスク

2009年02月15日
259PV

暖かい日々が続きますね。
もう春を感じます。
昨日は夏も感じましたね。
今日は乳がんの危険性が高まる要因についてお伝えします。

「“良性乳腺疾患は乳がんのリスク因子となるか”
<エビデンスグレード>
確実・・・発ガンリスクに関連することが確実であると判断できる十分な根拠があり、予防行動を取ることが勧められる。
<解説>
生検にて病理学的に良性乳腺疾患と診断された場合、その組織像によってその後に乳がんを発病するリスクが判定できれば、フォローアップの方法あるいはおこなうべき予防的手段をかなり個別化できる。
良性乳腺疾患を有する女性がその後に乳がんを発病するリスクが一般人より高いかもしれないという考えは比較的古くからあり、多数の研究発表がなされてきた。
1992年のMaとBoydによるメタアナリシスでは、異型過形成でのオッズ比を 3.67と報告している。(3.67倍 起こりやすい; yasuu 注釈)
病理学的に増殖性変化を示す病変、特に異型過形成(atypical hyperplasia)が乳がんのリスクを増加させることは確実である。
乳癌診療ガイドライン 疫学・予防 2008より抜粋引用」

乳房良性疾患はこれ以外にもたくさんありますよね。
でも全てが危険性が高まるわけではありません。
明日はその点についてお伝えします。
シルク・ドゥ・ソレイユに行きたいな、と思っています。
一体どのような内容なのかは全く想像がつきませんが、それがまたワクワクします。
いまは、ZEDcorteoが日本で公演がおこなわれています。
まずはどちらに行きましょうか。
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