センチネルリンパ節が陰性であることを確認しリンパ節郭清を行わなかった場合に、どのようなことがおきるのでしょうか。
「センチネルリンパ節生検により97%以上の正診率でリンパ節転移診断が可能である。
センチネルリンパ節生検により、腋窩リンパ節郭清を省略した症例では腋窩再発のリスクが懸念される。
センチネルリンパ節生検後、腋窩再発を認めた報告では、腋窩再発率は0.1%~4.5%でありほとんどは1%前後であった。
このように腋窩再発率は予測値よりも低い。
術後補助化学療法や乳房照射(腋窩レベル1は照射野に含まれる)によって、腋窩再発が制御されている可能性がある。
“乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集 より抜粋引用」
横浜市立大学乳がん学校が今年も開催されます。
乳がん診療に興味がある医療スタッフの皆様はぜひ御参加ください。
申し込みは横浜市立大学付属病院ホームページ内の医療関係者の方へのところから入っていけます。
この乳がん学校は、乳がんの患者様をいかにして病院全体でサポートしていくかをみんなで考えるとっても良いきっかけになります。
講師の先生方も皆様とても暖かくて明るくて、医療スタッフは常に元気に患者様を支えていかなければいけないのだということを教えてくれます。
昨年わたくしもこの乳がん学校を卒業させていただきましたが、参加させていただいて本当に良かったと思います。
今年はスタッフとして関わることができたらいいな、と思っています。
是非、乳がんの患者様たちの笑顔のためにみんなで頑張ってまいりましょうね。
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