マンモグラフィーによる
乳腺の濃度が
乳がんのなりやすさの
目安になるようです。
乳腺実質は
間質と乳腺上皮から
構成され、
周囲の脂肪組織に比べ
X線の透過性が低く、
マンモグラフィーでは
これらの組織構成が
コントラストとして
反映される。
X線透過性の
低い領域を
dense areaと呼び、
間接的に
乳房全体に占める
乳腺実質の割合を
示している
(mammographic density;MD)
MDは
年齢とともに低下し
body mass index(BMI)
と反比例する。
また
MDは
乳癌発症リスクと関連する
女性ホルモン補充療法、出産数、
授乳経験などのホルモン環境や、
遺伝子多型の影響を
受けるとの報告がある。
MDは
客観的評価や
数値化が可能であることから
乳癌発症リスクモデルの
因子として
あるいは
予防介入の有効性を評価する
代替指標として
使用できる
可能性がある。
現在の
マンモグラフィー検診でも
乳腺の濃度を
診断し
記載しておく欄が
ございます。
高濃度乳腺や脂肪性乳腺などの
分類があります。
今の
たくさんのマンモグラフィーのフィルムが
未来の研究のために
有効に利用できる可能性がありますね。
今
やっていることは
すべて
ムダなことはありません。
ひとつひとつを
大切に
行動を積み重ねて
いきましょうね(*^_^*)
(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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