乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

乳がんは全身病  その2

2008年10月04日
241PV

つらいタイトルを今日も引きずります。
乳がんと診断を受けた方にはとてもつらい言葉であることは十分承知しております。
乳がんを誤解されている方のためにお許しくださいね。

「転移癌患者におけるCTC(circulating tumor cell; 末梢血に微量に存在する乳癌細胞)の存在は生命予後が不良であることが示唆されている。
最近別のCTC検査システムによってCTCの増減が早期乳癌の術後再発の強い予測因子であるという報告もなされた。
血液中の乳癌細胞を検出することによって真の局所病であるか全身病であるかを見分けることができれば最適な治療は手術か、薬物療法かの適切な判断が可能となるであろう。」
癌研有明病院化学療法科乳癌担当部長 伊藤良則先生
日本医師会雑誌 第137巻 第4号 2008年7月 より引用

CTCはまだ研究段階のものです。
今後、遺伝子解析とともに現実の診療に導入される日を心待ちにしています。
“カサブランカ“
私は美しい花が大好きです。最も好きな花がカサブランカです。
花言葉は「高貴」「威厳」「雄大な愛」
特に、病気と闘っている方にいつもこの花をそばにおいて、がんばってもらいたいと思っています。
いつも気高く、そして常に前を向いて、威厳を持って、がんばって欲しい。
私に少しでもそのお手伝いができれば幸せです。
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