昨日は横浜乳がんシンポジウムに参加してきました。
たくさんの専門分野の先生方が約5時間にわたって御講演くださいました。
聖路加国際病院 放射線腫瘍科 部長 関口 建次先生は、「乳房温存療法における断端陽性の意味すること、もたらすもの」という題名で御講演くださいました。
内容の一部をご紹介します。
「乳房温存術で乳腺を切除した断端に癌細胞が残ってしまった場合には、術後に放射線治療を行ったとしても、乳房内に乳癌が再発してしまった場合には、生存率も下げてしまう。
従って、最初の温存手術の際には絶対に切除乳腺断端に癌細胞が存在しないことを確認しなければならない。
従って、局所の治療をしっかりおこなうことは長期的にみると病気を治すことにつながるのである。」
というお話です。
また明日も続きをお話します。
昨日は神奈川県内外の約200人のドクター、コメディカルスタッフが参加し大変なにぎわいでした。
みんな最新情報を仕入れるために毎日必死に勉強していますね。
ところで昨日、今日でようやく神奈川乳がん治療研究会の質問コーナーにお返事を返信することができました。
皆様勉強をされていて非常に難しいご質問もあり、ますます責任を感じて資料を一杯仕入れて調べたり、皆様のおかげで勉強になることがたくさんあります。
どうしても分からないことは、神奈川乳がん治療研究会の上級の先生方にさりげなく、お聞きするようにしております。内緒ですけどね。
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