今日からは、乳房温存術後の放射線照射を早期に終了させる方法の検討に入ります。
横浜乳がんシンポジウムにおける、獨協医科大学越谷病院 放射線科教授 野崎美和子先生の、御講演内容からお伝えいたします。
「乳房温存療法における術後照射の意義は、
乳房内局所再発率を1/3に抑えること。
長期生存への寄与。
問題点としては、
急性有害事象
遅発性有害事象
整容性劣化の可能性(放射線により乳房の形がイメージ通りにならない可能性)
照射不要なsubgroupの存在(70%の方は照射しなくても再発しない)
照射期間(局所治療期間)の延長(約1ヶ月の通院が必要)
経済的負担
精神的負担
があげられます。
このうち、照射期間を減らせないかということで2つの方法が行われています。
短期全乳房照射(Short Course Whole Breast Irradiation)
加速部分乳房照射(Accelerated Partial Breast Irradiation (APBI))
です。」
明日はこのうち短期全乳房照射法についてお伝えします。
今日は本当は漢方薬の勉強会だったのですが、緊急手術が先ほどあったために出られませんでした。
今緊急手術が終わってちょっとほっとしているところです。
明日も外来、元気いっぱいでがんばります。
みなさんも元気に120%の笑顔でね。
でも無理して笑顔になる必要はないですよ。
朝起きて顔洗って鏡をみたときに、にっと (^_^) してみるだけで大丈夫。
それだけで気持ちが明るくなりますよ。
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