乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

非浸潤性乳管がん(DCIS)の分類

2008年11月20日
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本日は非浸潤性乳管がんの分類についてお伝えしたいと思います。
非浸潤性乳がんはご存じの方も多いと思いますが、乳がんの中でも非常に早期のものであり手術治療で100%近く治癒する乳がんです。
従って、しっかりとした手術を行うことが大切です。
そこで非浸潤性乳管がんの温存療法後の乳房内再発の予測が必要となります。

「非浸潤性乳管がん(ductal carcinoma in situ;DCIS)の病理組織像は多彩であり、様々な構築(細胞配列)や核異型度が存在する。
構築によって分類した亜型として、
コメド(面疱;めんぽう)型
篩(ふるい)型
乳頭型
低乳頭型(微小乳頭型)
充実型
などがある。
コメド型は他の亜型に比して核異型度が強い傾向を有する。
狭義のコメド型DCISは充実性胞巣を有する担癌乳管の中心部に凝固壊死(コメド壊死)を伴うもので、核異型の程度が強い症例が多い。
しかし実際には篩(ふるい)型や低乳頭型構築の中心にコメド壊死を伴っている症例の方が多くみられる。
コメド型に比して、壊死のないタイプは非コメド型と総称される。
低乳頭型のDCISは多発する傾向がやや強いという報告もみられる。
構築による亜分類はしばしば病理報告書にも記載されるが、種々の亜型が混在してみられる症例が多いことや、どの亜型に分類するか迷う病巣が出現し得ることから、分類上の再現性が低いという欠点を有している。
乳がん診療ガイドライン2008 検診・診断 から引用」


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だいぶ冬の気配がでてきましたね。
お外はとっても寒くて、ラッシュアワーの電車の中はサウナ状態です。
どちらにお洋服を合わせるかというと・・・。
前にも言いましたがもちろんサウナでも対応できるようにシャツ一枚でお出かけしてます。
でも、昨日も寒い夜にシャツで外を歩いているとみんながびっくりした顔ですれ違っていきました。
わたしは平気な顔して歩いてますけど。
よく小学校でもいましたね。
一年中、半そで半ズボンのお子様が・・・。
なんだか笑っちゃいますね。
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