乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

ホルモン療法 その2

2008年11月24日
192PV

ホルモン療法の2日目ですよ。
今日は雨が降っていて、お空が真っ暗ですね
でも元気出していこうね。

「―閉経後ホルモン療法についてー
<スイッチ療法>
タモキシフェン2~3年治療後に
1.そのままタモキシフェンを継続する
あるいは
2.アロマターゼ阻害薬エキセメスタンに変更して計5年間
の治療効果を比較したIES(International Exemestane Study)では、
エキセメスタン群で健存率と反対側乳がん発症で良好であった。
ER(エストロゲンレセプター)陽性ないし不明の症例では、全生存率に関してもエキセメスタン群で有意に良好であった。
その他、
ABCSG(Austrian Breast and Colorectal Cancer Study Group) 8試験

ARNO(Arimidex-Nolvadex) 95試験
は、ともにIESと同様のスイッチ試験であるが、2年間のタモキシフェン治療後にアナストロゾールの変更する意義を検討したものである。
これら2試験を合同で解析した結果、
アナストロゾールに変更群で健存率が改善したが、全生存率に差がなかった。
特集 乳がんの最前線 “早期乳がんの全身療法” 横浜労災病院 腫瘍内科 有岡 仁先生
予防医学 第49号(2007.12)」

世界中で、同じ目的を持ってたくさんの臨床試験が行われていることがわかりますね。
これらのたくさんの情報の中から、真実を見つけ出していくことはとっても大変です。
毎年毎年、また新たなデータも出てきます。
現在行われている臨床試験についても、新たな情報が入りしだいお伝えしますが、中間報告の結果にみんなが揺れ動いてしまってもいけないとは思います。
今から病院に向かいます。
今日は夜の男です。
平和な夜が良いですね。
皆様にも平和な眠りが訪れますように (^o^)
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