乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

胸壁皮膚および乳腺のリンパ系

2008年07月24日
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「前胸壁と前腹壁において、乳腺は真皮と皮下組織の間に発生し、前胸壁のものだけが残存した器官であるため、体表皮膚のリンパ系をもとにして乳房のリンパ系を理解しなければならない。
皮膚および皮下組織のリンパ管網は、
Subepithelial plexus(無弁)
Subdermal plexus(有弁)
という浅系の2系と、
Subcutaneus plexus(有弁)
という深系の1系の3種類のものがみられ、これら3者を縦に連絡するリンパ管がある。
Subdermal plexusとsubcutaneus plexusとを連絡している縦のリンパ管が、乳腺組織を縦断するリンパ管と相同であるとされている。
この乳腺組織を縦断するリンパ管は、思春期における乳腺の急激な発育と共に著しく伸張される。
さて乳輪部では、subepithelial plexusとsubdermal plexusとが合流し、乳輪下リンパ叢 subareolar plexusを形成し、ここに乳頭および乳輪部皮膚のリンパ管が注ぐ。
この乳輪下リンパ叢からリンパ管は、subcutaneus plexusに向かい、subcutaneus plexusが集めた乳房のリンパの多くは腋窩方向に流れ、腋窩篩板を貫いて腋窩腔に入る。
乳腺の血管に沿ったリンパ管も豊富であり、リンパはこれらを経て腋窩腔に輸送される。
このように、
乳輪下リンパ叢→乳管リンパ管→小葉周囲リンパ管→subcutaneus plexus→腋窩腔が乳房リンパの基本的流路である。
担癌(癌の存在する)乳腺において、このリンパの流れに変更が生じるが、大きな腫瘍でない限り大したものではない。
癌によって、リンパ流路の変更がおきても、リンパ流が浅層リンパ管網にのって横方向に拡がることは少ないとされる。
そのため乳腺手術のときにも、大きな皮弁形成は必要ない。」
     乳腺外科の要点と盲点    文光堂
毎日日差しが強いですね。
ずっと、建物の中で仕事をしている人たち(僕たちも含めて)はまだ大丈夫ですが、営業のお仕事や、屋外のお仕事をされているかたはとっても大変ですよね。
熱中症にご注意ください。
ところで、今思いついたのですが、ミッキーさんたちも大丈夫ですかね。
ディズニーランドでミッキーさんたちが倒れてしまったら、大騒ぎになってしまいますね。
お客さんたちも暑くて大変。
ミッキーやドナルドも暑くて大変。
「夢と魔法の世界」はこんな暑い日もがんばっているんですよね。
どんなときでも、人々を幸せな気持ちにしようとがんばっているディズニーランドが大好きですラブラブ