乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

悪性度の高い乳がん

2015年09月22日
854 ビューPV

Sさまからの、

ご相談をご紹介します。

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はじめまして。

現在決断に迷っています。

乳房温存手術を受け

病理結果がでました。

私のがんは

おとなしいものではなく、

抗がん剤をした方がいい

と言われ

ショックで迷っています。

ホルモンの感受性は高いので、

ホルモン治療でも

十分効果はある

とのことでした。

しかし、

グレードが3、

Ki67が40%近くあるので、

リスクを下げる為には

抗がん剤をした方がいいと

言われました。

最終的には

自分で決めないと

いけませんが

どうすればいいかと

悩んでいます。

*********************


高橋です。

Sさま。

ご相談を

ありがとうございます。

タイプとしては

Luminal B

に分類されますね。

適切な予防対策はやはり、

主治医の先生の

おっしゃるとおり

抗がん剤治療

および放射線治療

さらにホルモン治療

ということになります。

今はやはり、

核グレードが3で

Ki-67が高値であれば

悪性度が高いため

抗がん剤をおこなうのが

適切な治療であると

考えられています。

再発を抑える手段が

たくさんあると

お考えになった方が

良いかと存じます。

もちろん、

抗がん剤には

食欲不振や白血球低下、

脱毛といった副作用は

ございます。

しかし、

半年間の抗がん剤治療が

終了すれば

またもとの生活に

戻ることができます。

少しでも再発を防いで

安心を手に入れるか、

抗がん剤をおこなわずに、

やや不安な気持ちで

過ごすのか

皆様お一人お一人

考え方が異なります。

でも必ず答えは

見つかります。

主治医の先生と

繰り返しお話をしながら

こころを固めていけば

大丈夫です。

慌てずに

じっくり

お考えになって

くださいね。

これからもずっと

応援しています(^^)/


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