昨日、2008年8月9日 みなとみらいのパシフィコ横浜でかながわ乳がん市民フォーラムが開催されました。
パシフィコ横浜では、他にポケモンのイベントが行われていたり、すごい日差しだったり、また日本消化器病学会の専門医試験が行われていたり、不利な条件が重なりましたが、大盛況のうちに終了しました。
おいでになれなかった方のために、少しでも雰囲気をお伝えしていきたいと思います。
はじめは、須田 嵩先生からのご挨拶がありました。
須田 嵩先生は、神奈川乳癌治療研究会の質問コーナーを管理・運営してくださっております。
私は、須田先生から転送されてきました皆様からのご質問に一生懸命お答えしているだけで、その運営については全く存じ上げなかったのですが、須田先生はこのご挨拶でとっても重要なことをおっしゃっていました。
神奈川乳癌治療研究会の運営には、じつは莫大な費用がかかっており、サーバー管理料などで年間150万円が必要なのだそうです。
もちろん私どもは、無料でご質問にお答えしているのですが、それでも年間にこれだけのお金が必要になってしまうとは知りませんでした。
ここまでがんばってきた神奈川乳癌治療研究会ですが、もう少しで、具体的にはあと1-2ヶ月で資金が底をついてしまうそうです。
そういったわけで、現在神奈川乳癌治療研究会は運営の危機にさらされています。
こういった悲しいお話が、フォーラムの最初にいきなり皆様へ伝えられ、一瞬会場は静かになり私たちも含めて言葉を失いました。
今後どのように神奈川乳癌治療研究会の運営を行っていくか。
その解決の糸口をみんなで考えていかなければなりません。
神奈川乳癌治療研究会の質問コーナーを本にした “乳がん・・私の場合” インターメルク社 を購入していただくことも一つの援助になるそうです。
皆様を不安にさせるつもりはないのですが、須田先生が一生懸命に訴えていらしたことを、このブログでも再度お伝えさせていただきました。
今日は今から”Tomorrow”を見ないといけないので、そろそろテレビに向かいますね。
「誠実な医師であり人間でありたい。」
いつもそう心のなかで目標を高く掲げながら生きています。
なかなか目標に到達できませんが・・。
“Tomorrow”を見ながら、自分と置き換えて、怒ったり泣いたり深く考えたりしたいと思います