乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
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新たな乳がん薬物療法 その1

 第7回 かながわ乳がん市民フォーラム(2008年8月9日)第一部において横浜労災病院腫瘍内科 有岡 仁先生による御講演がありました。
演題名は“新たな乳がん薬物療法”です。
最新の臨床試験の難しい結果を次々とわかりやすくお伝えくださいました。
その要点は
1. 転移性乳がんの化学療法は、weekly Taxol療法(毎週タキソール投与)が無増悪生存期間(腫瘍の増大がない状態で患者様が生存した期間)においてすぐれている。(臨床試験 CALGB 9840(+9342))
2. 術前化学療法におけるタキソールの投与間隔に関してpCR(病理学的完全奏効:顕微鏡で確認すると癌細胞が完全に消失していること)で比較した。
その結果、pCR率は
リンパ節転移が無い場合 3週おきで15%、毎週投与で28%
リンパ節転移がある場合 3週おきで17%、毎週投与で29%
と、タキソール毎週投与においてより良い数字が出ています。(臨床試験 MDACC)
3. 術後化学療法において、AC(アドリアシン、エンドキサン)療法を施行後、タキソールおよびドセタキセルそれぞれの毎週投与、3週ごと投与を比較した。
その結果、無病生存率(病気の再発をせずに生存している患者様の割合)においてタキソール毎週投与をしている患者様において有意にすぐれていた。
またタキソテールでは3週毎投与のほうがすぐれていることが証明されました。
(New England Journal of Medicine 2008)
内容盛りだくさんですので、続きはまた明日。
昨晩はスパゲティカルボナーラをいただきました。
私の大好物の一つです。
いつ頃から好きになったのか思い出してみると、高校3年生のときの文化祭の帰り道に友人たちと立ち寄った、渋谷のパスタ屋さんで初めていただいたのがきっかけだと思います。
おしゃれなお店でカルボナーラと言う食べ物をいただき、おいしくて衝撃が走ったのと同時に、友人の一人がスプーンとフォークを使って上手にスパゲティを食べているのを見てさらに衝撃が走ったのを覚えています。
その頃の私はそのようなお上品な食べ方には縁がなく、常にフォークひとすじでした。
その後、その食べ方を見よう見まねで練習しましたが、イタリアではそのような食べ方はせずにフォークひとすじであることを確認してからはまたそのままフォークひとすじになりました。
ただし、フォークとスプーンを使用すると洋服の汚れが少なくなること、女性がお上品にパスタをいただいている姿のほうが美しく見えることから、世間一般的には日本では広まっているのでしょう。
それぞれがお料理をおいしくいただければそれで良いと思いますが、今日はふと思い出したことを書いてみました (^~^;)ゞ