本日は、8月9日に引き続き日本医師会雑誌 7月号より再び引用させてください。
順天堂医院乳腺センター 霞 富士雄先生
金沢大学乳腺科 野口 昌邦先生
杏林大学外科 井本 滋先生
和歌山県立医科大学第一外科 尾浦 正二先生
による2008年3月の対談です。敬称略とします。先生方、申し訳ありません。
「―乳がん検診体制とピンクリボン運動 その2―
井本:昨今、芸能人が乳がんになったりすると一時的に盛り上がりますが、そこですぐ終わってしまいます。
また乳がんの発見の可能性が大きい40-50歳代の方よりも、20歳代の方がたくさん検診に来ます。
日本における乳がん検診受診率がなぜ20%を超えないのか私には分かりません。
ピンクリボン運動の参加企業側も会社のイメージづくりのために運動を進めている部分もありますが、やはり啓発のためにコマーシャルを定期的に流すなどして検診受診率を着実に伸ばす施策が必要です。
霞:50歳以上70歳以下の女性にマンモグラフィー検診を行えば、確実に死亡率は下がるというデータがでています。
年齢に限って言えば相当有効であるということです。
そういう意味で、マンモグラフィーを撮るシステムをしっかり作り上げれば非常に良いと思うのですが、日本ではまだまだです。
ピンクリボン運動が盛んになるのは実際に素晴らしいことです。
しかし、アンケートでは市町村の公的検診に限っては受診率は10%にも届きません。」
今日は皆様に喜んでいただけるようにブログのデザイン調整をおこないました
少しでも皆様が楽しみながら情報を入手できるようにしていきたいです。
そしてこちらのブログを通して一人でも多くの方が、乳がん検診の重要性に気づいていただけたら幸いです。
今、ちょっとはまっているのが“The World of Golden Eggs”です。
ナンセンスな笑いで、笑っていいのか悪いのか非常に難しい部分もあるのですが、やっぱりくだらなくって笑ってしまいます。
これは日本のアニメなのですか。
ギャグのセンスは日本っぽいのですが、海外でも人気なのでしょうか。
元気のない人もちょっと元気がでるかもしれませんので、一度見てみてくださいね (^^)/