乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

がんの取り残し

2015年10月01日
369PV

Tさまからの、

御相談をご紹介します。

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乳がんで

手術をしてから

5年が

経過しました。

0期の乳がんと言われ

手術をしました。

手術後

主治医から

「取り残しがある」

と言われ

不安に思っています。

「HER2陽性」

と書いて

ありましたので

調べましたところ

ハーセプチンで

再発予防すると

書いてありました。

少しでも

再発予防をする方法を

教えてください。

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高橋です。

Tさま。

御相談を

ありがとうございます。

0期であれば、

超早期がんですから、

手術治療が

最も大切です。

「取り残した」という

主治医の先生の発言が

何を意味するのかは

分かりません。

取り残しが

あるならば

通常は追加手術を

おこないます。

あるいは

放射線照射で

取り残した

可能性のある部位を

治療することでしょう。

手術後は

0期で

ホルモン感受性が

あるならば

ホルモン治療を

おこなう場合も

あります。

何もせず、

そのまま定期検査を

継続していくだけの方も

いらっしゃいます。

ハーセプチンは

抗がん剤と共に使用して

効果が得られる薬剤です。

通常0期の乳がんに

抗がん剤は

おこないません。

従って

ハーセプチンも

おこないません。

0期の乳がんで

最も大切なことは

早期に再発を発見し

早期に治療を

追加することです。

是非定期検査を

継続なさって

くださいね。

応援しています(*^_^*)


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